木星探査機「ジュノー」軌道投入から一周年! 今後「大赤斑」観測へ
sorae.jp / 2017年7月5日 17時24分
2016年7月4日に木星に到達した、探査機「ジュノー」。そのジュノーは木星のさまざまな新たな姿を解き明かし、とうとう先日には木星への軌道投入から1年がたちました。
現在ジュノーは木星を53.5日(地球換算)の周期で飛行しています。木星に最も近づいたときの高度は3,400km以内。これだけ探査機が木星に近づいて観測を続けてるのは、ジュノーが初めてです。また同探査機は、すでに5回の周回飛行を終えています。
そして次回の6回目の周回飛行では、ジュノーは7月11日に木星の「大赤斑」を観測します。この地球よりも大きな幅が1万6000kmもある木星の巨大な嵐は、長らく天文学者や一般人の関心の対象でした。観測ではジュノーの8つの観測機器を利用し、約9,000km上空から大赤斑に迫ります。
これまで木星で惑星サイズの嵐や活発な磁場、予想より大きなコア、そして地球とは異なるオーロラ生成の仕組みを観測してきたジュノー。今後同探査機はは少なくとも2018年2月まで観測を続けるとしており、さらなる木星からのビッグニュースを待ちたいですね!
Image Credit: NASA/JPL-Caltech
■Happy Anniversary, Juno! NASA Probe Marks 1 Year at Jupiter
https://www.space.com/37388-juno-jupiter-one-year-anniversary.html
■Jupiter’s Great Red Spot is ready for its close-up
http://newatlas.com/juno-jupiter-great-red-spot/50312/
この記事に関連するニュース
-
JAXAとESA、将来の宇宙開発における大型協力に関する共同声明に署名
マイナビニュース / 2024年11月21日 17時12分
-
ガリレオの夢を継いで - 木星衛星の海に挑む探査機「エウロパ・クリッパー」
マイナビニュース / 2024年11月16日 7時0分
-
あけおめ!? 2024年11月12日から火星の新しい1年が始まる
sorae.jp / 2024年11月12日 21時0分
-
二重小惑星探査機「Hera」、日本製赤外線カメラで遠ざかる地球と月の撮影に成功
マイナビニュース / 2024年11月7日 18時32分
-
NASA惑星探査機「ボイジャー1号」送信機の1つが停止するトラブル発生
sorae.jp / 2024年10月31日 20時57分
ランキング
-
1コンビニ大手3社の「肉まん」「高級豚まん」を実食。この冬に食べるべき“コスパ圧倒的”の肉まんは
日刊SPA! / 2024年11月24日 15時52分
-
2コロッケでも餃子でもハンバーグでもない…受刑者200人が答えた「刑務所ごはん」人気No.1メニューとは
プレジデントオンライン / 2024年11月24日 16時15分
-
3品川イオンスタイル「最強フードコート」の実態 太っ腹にも程がある?自由すぎる食のスポットだ
東洋経済オンライン / 2024年11月24日 12時0分
-
4とんでもない通帳残高に妻、絶句。家族のために生きてきた65歳元会社員が老後破産まっしぐら…遅くに授かった「ひとり娘」溺愛の果て
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月21日 8時45分
-
5小泉孝太郎がやっている「納豆の最高においしい食べ方」 タレ半分、“あるもの”をたっぷり
Sirabee / 2024年11月22日 16時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください