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ドローンの助けによる脱獄がアメリカで発生 ワイヤーカッターやダミー人形利用

sorae.jp / 2017年7月10日 15時38分


 
以前にもアメリカでドローンによる刑務所内への禁止品の持ち込みが相次いでいることをお伝えしましたが、とうとう恐れていた事態が発生しました。米サウスカロライナにて、囚人がドローンの助けを借り、一時的に脱獄を果たしてしまったのです。
 
報道によると、今回一時的ながら脱獄に成功したのはJimmy Causey氏。彼に対し、ドローンはワイヤーカッターを刑務所内に投下して脱獄を手助けしています。また彼は拘束時には、密輸された携帯電話や銃、それに少なくとも4万7000ドルの現金を所有していたそうです。Causey氏の脱獄は2日以上に及んでいます。
 
なお、Causey氏は13年前にも脱獄をしたことがありました。その時はゴミ収集車の中に隠れて、3日間の脱獄に成功したそうです。そして今回は、ワイヤーカッターでフェンスを4ヶ所破壊しています。また初回の脱獄でも今回もベッドにダミーの人形を設置するなど、かなり脱獄の腕は立つようです……というか、TVドラマ「プリズン・ブレイク」みたいですね。
 
なおCausey氏がLieber Correctional刑務所から脱獄した際には、18時間も脱獄が発覚しなかったそうです。そして今後、どのようにして彼が脱獄をしたのかの調査が行われます。
 
Image Credit: Wikimedia Commons
■Elaborate drone-assisted jailbreak let inmate get 18-hour headstart
http://www.mercurynews.com/2017/07/07/south-carolina-inmate-captured-in-texas-after-second-escape/

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