「次世代小型ロケット」でキャノン電子やIHIエアロスペース、清水建設ら開発協力
sorae.jp / 2017年8月10日 8時0分
キャノン電子とIHIエアロスペース、清水建設と日本政策投資銀行は2017年8月9日、小型ロケットによる商業宇宙輸送サービスを目指す「新世代小型ロケット開発企画株式会社」を発足させたと発表しました。
今回の新会社の発足は世界で盛り上がりつつある小型ロケットの打ち上げビジネスや、2016年11月に民間宇宙開発ビジネスを促進する「宇宙活動法案」「衛星リモートセンシング法案」が成立したことをうけ、早期の小型ロケット打ち上げの事業化を目指すとしています。企画会社ではキャノンが民生機器の量産やコスト削減、IHIエアロスペースがロケット開発やシステムインテグレーション、清水建設は各種インフラなどの検知やノウハウを活かし、小型衛星を専用で打ち上げる小型ロケットの開発を進めます。
民間企業による小型ロケットの打ち上げでは先日にインターステラテクノロジズが小型ロケット「MOMO」の打ち上げを実施し、海外でもロケットラボによる「エレクトロン」ロケットやベクターによる「Vector-R」ロケットなどの開発が進められています。さらに2017年1月にはJAXAが超小型ロケット「SS-520 4号機」を打ち上げ、小型ロケットの可能性を示しました。
今後、企画会社は2017年末以降に事業会社へと移行する予定です。今後、日本での民間企業による宇宙開発がさらに促進されることを期待したいですね。
Image Credit: 清水建設
■『新世代小型ロケット開発企画株式会社』の設立について
http://www.shimz.co.jp/news_release/2017/2017023.html
この記事に関連するニュース
-
宇宙寺院などを搭載したテラスペースの衛星「TATARA-1」カイロス2号機で打ち上げへ
sorae.jp / 2024年11月14日 11時0分
-
ASTRO GATE、高度10km級民間ロケット打ち上げを支援
PR TIMES / 2024年11月9日 13時45分
-
アークエッジ・スペースが開発に携わった6U人工衛星2機がISSに到着
マイナビニュース / 2024年11月6日 15時59分
-
アークエッジ・スペース、6U人工衛星汎用バスシステムの開発を完了
マイナビニュース / 2024年11月1日 13時16分
-
株式会社ラグラポ、広尾学園の衛星「ISHIKI」を打上げのためスペースワンと打上げ輸送サービス契約(Launch Services Agreement)を締結
PR TIMES / 2024年10月31日 18時15分
ランキング
-
1コロッケでも餃子でもハンバーグでもない…受刑者200人が答えた「刑務所ごはん」人気No.1メニューとは
プレジデントオンライン / 2024年11月24日 16時15分
-
2コンビニ大手3社の「肉まん」「高級豚まん」を実食。この冬に食べるべき“コスパ圧倒的”の肉まんは
日刊SPA! / 2024年11月24日 15時52分
-
3100万円を5年、定期預金に預けるならどの銀行がいい?おすすめ定期預金【2024年11月】
オールアバウト / 2024年11月24日 19時30分
-
4トヨタ本気の「小さな高級車」に驚きの声! めちゃ豪華な「本革×本木目」内装を採用! 小型車に「クラウン品質」取り入れた“直列6気筒エンジン”搭載モデルに反響あり!
くるまのニュース / 2024年11月24日 16時10分
-
5クルマのヘッドライト「何時に点灯」させればいい? 「オートライト義務化」されるも過信はNG! 「秋冬の早め点灯」大事な理由とは
くるまのニュース / 2024年11月24日 15時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください