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土星の輪と照らし出された小さな衛星「テティス」 カッシーニが撮影

sorae.jp / 2017年8月24日 12時18分


 
巨大なクレーターや深い渓谷があることで知られる、土星の第3衛星「テティス」。そのテティスと土星の輪を土星探査機「カッシーニ」が撮影し、地球へと送信しました。
 
画像では太陽光に晒された土星の昼側と、その反射光で照らし出されたテティスの夜側を確認することができます。またテティスの北側も太陽光を反射して、明るくなっていますね。この画像は土星の約120万キロ上空、そしてテティスから約150万キロ遠方から撮影されました。撮影日時は2017年5月13日です。
 
テティスは半径が533kmほどの衛星で、タイタン、レア、イアペトゥス、ディオネに次ぐ5番目の大きさとなっています。またその表面には惑星の3/4ほどの大きさの渓谷や、幅400kmのクレーター「オデュッセウス」が存在します。
 
一方、カッシーニはまさに最終ミッションとなる「グランド・フィナーレ」の真っ最中で、9月15日には土星大気に突入してその生涯を終える予定です。
 
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute
■Saturn Moon Tethys Shines Above Rings in Gorgeous Photo
https://www.space.com/37916-saturn-moon-tethys-cassini-photo.html

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