きぼう船内ドローン「Int-Ball」はなぜ丸い? その理由が明らかに
sorae.jp / 2017年10月20日 9時33分
内部に搭載された超小型三軸姿勢制御モジュールと12個のファン、そして位置測定用カメラで微重力の国際宇宙ステーション内を上手に飛ぶきぼう船内ドローン「Int-Ball」。新たに公開された動画では、その丸い形状の理由が解説されています。
まず丸い理由としてわかりやすいのが、きぼう船内の実験機器にぶつかってもそれを壊さないように、との設計です。また、宇宙飛行士に触れても痛くないようになっています。さらに球体は一番衝撃に強い形なので、上下左右にぶつかる可能性のある宇宙ドローンにはピッタリなんです。
本体を駆動するファンは埋込み式で、こちらも実験機器や宇宙飛行士にダメージを与えないようにとの配慮によるもの。地上を飛ぶドローンは重力に逆らうためにローターが下を向いていますが、宇宙で活躍するドローンは球形が基本となるのかもしれません。
Int-Ballの内装と外部フレームは3Dプリンタで製作されていますが、そのボディは3Dプリンタからの射出時にはザラザラだったのを、研磨して美しくなめらかな表面に仕上げていることも明かされています。
Image Credit: JAXA
■きぼう船内ドローン「Int-Ball」最新映像 (Int-BallだよりVol. 6)
http://iss.jaxa.jp/kiboexp/news/171017_int_ball.html
この記事に関連するニュース
-
夢の宇宙旅行で「勃起不全(ED)」のリスク...地球帰還後も続く?
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月18日 15時20分
-
開発進む月面探査車、ゴムも空気も使わない「極限環境のタイヤ」とは? アルテミス計画で活動目指す、日本企業の挑戦
47NEWS / 2024年9月16日 10時0分
-
株式会社JCCL×九州大学×JAXA×東京工業大学 月面探査船内でのCO2分離・除去のための膜分離装置の設計に成功!
PR TIMES / 2024年9月11日 19時15分
-
宇宙飛行士が旅客機のコックピットになぜ?「操縦訓練にあらず」JAXAとANAが見据える次の一手
乗りものニュース / 2024年8月31日 17時42分
-
国際宇宙ステーション超小型衛星放出事業創業以来年度内最多となるJAXAへの衛星引き渡し数13機を予定
PR TIMES / 2024年8月23日 18時15分
ランキング
-
1ThreadsプロフィールにInstagramバッジを表示させない方法
マイナビニュース / 2024年9月20日 6時0分
-
2「台風並にヤバイ」「車ボコボコ」 八王子でゲリラ豪雨に雹、すさまじさ伝わる投稿がSNSに続々
ねとらぼ / 2024年9月19日 19時15分
-
3「前のほうがいい」「かっこいい」 富士急行がグループロゴ変更、賛否さまざまな意見集まる
ねとらぼ / 2024年9月19日 17時30分
-
4Windows 10をサポート終了後も安全に保つ9つの方法
マイナビニュース / 2024年9月18日 12時14分
-
5ついに発売のiPhone 16/16 Proは、この色とカラーから選べる! さて、どれ買う?
ASCII.jp / 2024年9月20日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください