ブルーオリジン、「BE-4」エンジンの燃焼テストに初成功 次世代ロケットへ搭載予定
sorae.jp / 2017年10月20日 12時58分
宇宙開発企業のブルー・オリジン社は2017年10月19日(現地時間)、次世代ロケットエンジン「BE-4」の燃焼試験に初成功したと報告してます。
First hotfire of our BE-4 engine is a success #GradatimFerociter pic.twitter.com/xuotdzfDjF
— Blue Origin (@blueorigin) October 19, 2017
ブルー・オリジンはアマゾン創業者のジェフ・ベゾスが創業した企業で、同社は再使用可能なロケット「ニュー・シェパード」の打ち上げや着陸に複数回成功しています。そしてBE-4はブルー・オリジンが開発をすすめる大型ロケット「ニュー・グレン」や、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)の次世代ロケット「ヴァルカン」への搭載が検討(AR1の可能性もアリ)されているのです。
今回ブルー・オリジンが公開した動画ではエンジンの燃焼試験が複数方向から撮影されていますが、その具体的なデータは公開されないそうです。一応同社の発表では、液体酸素と液化天然ガスを利用する同エンジンは55万ポンド(約2.45MN)の推力を持つとされています。
そしてニュー・グレンはスペースXの「ファルコン9」ロケットのように、第1段を再使用する設計。ロケット第1段にはBE-4エンジンを7基搭載し、第2段にはBE-4を1基搭載する予定です。初打ち上げは昨年の発表時から10年以内とされています。一方ヴァルカンでは、BE-4だけでなくエアロジェット・ロケットダイン社の液体酸素とケロシンを利用する「AR1」の採用も検討されています。こちらは2019年に初打ち上げが予定されています。
Image Credit: ブルー・オリジン
■Blue Origin conducts first test of BE-4 engine
http://spacenews.com/blue-origin-conducts-first-test-of-be-4-engine/
この記事に関連するニュース
-
NASA火星探査ミッション「ESCAPADE」打ち上げ延期 2025年春以降に
sorae.jp / 2024年9月11日 10時55分
-
NASA火星探査ミッション「ESCAPADE」打ち上げ準備進む ニューグレンで2024年10月予定
sorae.jp / 2024年9月4日 16時47分
-
ジェフ・ベゾスの超大型ロケット「ニュー・グレン」、10月13日にも初打ち上げへ
マイナビニュース / 2024年9月3日 19時50分
-
ブルー・オリジン、「ニューシェパード」で8回目の有人ミッション実施
sorae.jp / 2024年8月30日 17時2分
-
ドイツのロケット会社「RFA」、ロケットの燃焼試験中に炎上 - 機体を喪失
マイナビニュース / 2024年8月30日 11時13分
ランキング
-
1「結局、水筒にスポーツドリンクを入れるのはNGなの?」「炭酸飲料は?」 水筒に入れていいもの/いけないものを企業が解説
Fav-Log by ITmedia / 2024年9月18日 18時48分
-
2サンガリアの飲料に「金属片」混入か…… 4商品24万本を自主回収 「心よりお詫び」
ねとらぼ / 2024年9月18日 18時58分
-
3コスパが良いと思うエアコンのメーカーランキング! 2位「ダイキン」、1位は?【家電のプロが解説】
オールアバウト / 2024年9月18日 20時35分
-
4急なゲリラ豪雨でも大丈夫!ダイソーアイテムでバッグのびしょ濡れ回避
女子SPA! / 2024年9月18日 15時45分
-
5"時代遅れ"の「ファミレス」とくに厳しい店の正体 ガスト等の安い店より、中価格帯のほうがキツい?
東洋経済オンライン / 2024年9月18日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください