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「しし座流星群」11月18日未明に極大! 月明かりなく最良な条件

sorae.jp / 2017年11月17日 20時20分


 
2017年11月18日01時には、しし座流星群が極大を迎えます。今年は月齢29で月明かりがなく、17日深夜から18日未明にかけて、一時間あたり数個の流星の出現が期待できそうですよ!
 
しし座は黄道十二星座の1つで、α星に一等星のレグルス、そして春の大三角形を形成するβ星のデネボラが存在します。その由来は、王権の象徴とされるライオン。またギリシア神話ではヘーラクレースがネメアーの獅子を倒そうと矢を射かけたのですが効かず、後に棍棒で殴り絞め殺し、それがしし座になったとされています。
 
そしてしし座流星群はテンペル・タットル彗星を母彗星とする流星群で、毎年11月に極大を迎えます。2001年に大出現が観察されましたが、活動時期を終えた現在では、1時間あたり数個〜10個の観察が期待されています。1時間あたりの最大の出現数を指す天頂出現数(ZHR)は10〜10000、明るい彗星の割合を示す光度比は2.5、対地速度は71km/sとされています。
 
さて観測にあたってですが、しし座の放射点が地平線に昇るのは23時頃。そして11月17日の東京の星空指数をtenki.jpで確認すると、かなり曇りがち。せっかく月の光に影響されないコンディションですが、ちょっと観察は難しいかもしれませんね。ただ18日の夜は晴れるようなので、土曜日にゆっくりと観測するのもよさそうです。
 
Image Credit: james W. young – 1966
■流星電波観測国際プロジェクト
http://www.amro-net.jp/meteor-info/11_leonids_j.htm
■See the 2017 Leonid Meteor Shower at Its Peak: What to Expect
https://www.space.com/38804-leonid-meteor-shower-2017-peaks-now.html
(文/塚本直樹)

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