週末まとめ。SLS打ち上げ2020年、オウムアムアの形、A350-1000型式証明取得、アップル新本社ドローン空撮
sorae.jp / 2017年11月26日 19時3分
今週もNASAの天候観測衛星「JPSS-1」打ち上げや、カッシーニが捉えた土星、ANAの手荷物預かりの締め切り時間の設定など、いろいろな出来事がありました。その中でも気になるニュースをまとめてみたいと思います。
NASA次世代ロケット「SLS」、初打ち上げが2020年に延期された模様
これまでも繰り返しスケジュールの遅延が報じられてきたNASAの次世代ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」ですが、やはりと言うべきか打ち上げは2020年以降になるもようです。
なお、SLSは無人での初打ち上げミッション「EM-1」を2020年に、そして月の周りを飛行する初の有人打ち上げとなる「EM-2」の2023年頃の実施を予定されています。
太陽系に飛来した「オウムアムア」 葉巻のように細長く回転する天体だった
史上初めて太陽系外から飛来してきた恒星間天体「1I/2017 U1」こと、「オウムアムア」ですが、その形状は長さと幅の比が10:1で本体の長さは最低で400m、また7.3時間毎に軸が回転する岩石(と金属の複合体)の天体であることが判明しました。
ダークレッド色のオウムアムアについては、今後もハッブル宇宙望遠鏡やスピッツァー宇宙望遠鏡が観測を続ける予定です。
エアバス「A350-1000」、EASAとFAAから型式証明取得 カタール航空から引き渡し
エアバスが開発をすすめる新型ジェット機「A350-1000」がEASA(欧州航空安全機関)とFAAから型式証明を取得しました。A350-1000はA350 XWBの長胴型バリエーションとなり、エンジンにロールス・ロイス製の「トレントXWB-97」ターボファンエンジンを搭載します。
同機は年内にカタール航空に納入され、JAL(日本航空)も13機を発注(他に、900型と1000型のオプションで合計25機)しています。
Apple新本社の一般人も入れるビジターセンター、ドローン空撮でみてみましょ
アップルがカリフォルニア州クパティーノにオープンさせた新本社「Apple Park」をドローンが空撮しました。新本社のビジターセンターは一般人でも立ち入りが可能で、アップル製品や限定グッズ、あるいはカフェや軽食を楽しむことができます。
Image Credit: NASA, M. Kornmesser/ESO, エアバス, YouTube
(文/塚本直樹)
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