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カッシーニが最後に捉えた土星衛星「パンドラ」とF環の姿

sorae.jp / 2017年11月27日 11時47分


 
今年9月に土星に突入することでそのミッションを終えた探査機「カッシーニ」ですが、最近は同探査機が最後に捉えた写真がいろいろと話題になっています。上の画像はカッシーニが2017年9月14日に撮影した、土星衛星「パンドラ」と土星の「F環」の姿です。
 
土星には複数の衛星が存在しているのですが、たとえばパンドラは衛星「プロメテウス」とともに、土星の環の隙間となるF環の形状を保っていると予測されていました。しかし実際の観測ではそのような働きは弱く、むしろ「ギャップとストリーマー」と呼ばれる混乱した状態を生み出していたのです。
 
一方、プロメテウスはその重力でF環の形状を留める働きをしていることも判明しました。なお、今回の画像はパンドラから57万7000km離れた場所から撮影されたもので、土星の環が太陽に照らされている状態となっています。
 
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute
■Pandora the Perturber: Cassini’s Last View of a Pesky Saturn Moon
https://www.space.com/38855-cassini-last-view-saturn-moon-pandora.html
(文/塚本直樹)

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