日本のispace、月着陸船による「月周回/月面着陸」2019年末〜2020年末に 101.5億円を資金調達
sorae.jp / 2017年12月13日 18時37分
株式会社ispaceは2017年12月13日、日本初の民間開発の月着陸船による「月周回」「月面着陸」を目指すと発表しました。これに伴い、産業革新機構、日本政策投資銀行、東京放送ホールディングスなどの新規株主を引受先とする101.5億円の第三者割当増資も同時発表されています。
ispaceの計画では2020年末までに月着陸船を2回打ち上げ、Mission 1では2019年末頃に月周回軌道へと投入、そしてMission 2では2020年末頃に月面へと軟着陸し、探査車(ローバー)での月面探査を行います。
さらに、ispaceは将来的な月での水資源の探査、それに連なる宇宙インフラの構築を目指します。今回の探査ミッションは、そのために必須となる物資の月輸送の技術を確立するためにおこなわれるのです。ispaceの月着陸船には30kgのペイロードが搭載可能で、月面探査ローバーを2台搭載できます。さらにそれぞれのローバーも5kgのペイロードを実現。科学実験や物資輸送に役立つことになります。
ispaceといえば、民間初のロボット月面探査レース「Google Lunar XPRIZE」に参加する日本チームの「HAKUTO」のローバーを開発しています。Google Lunar XPRIZEは2018年3月末までのミッション達成を目指していますが、各国の参加チームはその先の「民間宇宙開発」を見据えた動きを進めているのです。
Image Credit: 株式会社ispace
■シリーズA 国内過去最高額となる101.5 億円の資金調達を実施。日本初、民間開発の月着陸船による「月周回」と「月面着陸」の2 つのミッションが始動
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000024249.html
(文/塚本直樹)
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