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ボーイング、エンブラエルとの業務提携に向け交渉中 小型機部門を強化

sorae.jp / 2017年12月22日 17時55分

 

ボーイング社と航空機メーカーのエンブラエル社は2017年12月21日(現地時間)、将来的な提携について交渉中であることを明かしました。

 

ボーイングといえばアメリカに所在する航空宇宙機器開発メーカーとして著名ですが、ブラジルのエンブラエルも小型機を中心として航空機シェア3位を占める大手メーカー。三菱航空機が開発中の国産ジェット機「MRJ」でも、直接的なライバルとなる予定の「E-Jet E2」シリーズを開発しています。

 

買収には、ボーイングが小型のリージョナルジェット部門を強化したいという目論見があるようです。一方で欧州エアバスはカナダ航空機メーカーのボンバルディアの一部事業で提携すると今年10月に発表していおり、それへの対抗の意味合いも予想されます。

 

ただし、2社の提携はブラジル政府や規制当局、役員会や株主など複数の要因を考慮する必要があると明言されています。特に報道によれば、ブラジル政府は提携の可能性は否定しないものの会社の売却には否定的です。なお、今回の報道を受けて、エンブラエルの株価は25%上昇しています。

 

Image Credit: Wikimedia Commons
■Boeing and Brazilian plane maker Embraer in talks over a potential tie-up
https://www.cnbc.com/2017/12/21/boeing-held-takeover-talks-with-brazilian-aircraft-maker-embraer-report.html
(文/塚本直樹)

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