ドローン、オーストラリア沿岸で2人を救出 遠隔操作で浮きを投下
sorae.jp / 2018年1月19日 14時5分
オーストラリアは美しい海岸とともに、そのサメ被害でも有名な国。そんなオーストラリアのニューサウスウェールズ州で、救助隊員がドローンから浮きを投下し2人を救助しました。
今回の救助劇はドローンのカメラによって記録されていました。海難事故にあった2人の少年は、海岸から約700mの距離まで流されてしまいます。そこで、ドローンが黄色い浮きを投下。この浮きは水に触れると膨張する仕組みだそうです。
ライフガード・スーパーバイザーのジャイ・シェリダン(Jai Sheridan)氏はインタビューに対し、「(ドローンを)発進させて現場へと向かい、ポッドを投下するまでわずか1〜2分しかかからなかったよ」と語っています。もしライフガードを現場に向かわせたとすると平均で6分ほどかかると想定されているので、いかにドローンによる救助がスピーディーなのかがわかります。
なお、ドローンはLittle Ripper Life Saverが開発したもの。同社はドローンから投下できる救命用具のポッドを開発しており、今回のような浮きだけでなくAED(自動体外式除細動器)、電気サメ排除デバイス、サバイバルキットなどのポッドも開発しています。
オーストラリアでは2016年からサメ警戒ドローンの運用が始まっており、今回はまさにそれが役立った形になります。なお当局によれば、ドローンによるこのような形の人命救助は世界初なんだそうですよ。
Image Credit: Little Ripper Life Saver
■A drone has rescued two people from rough seas off the coast of Australia
https://www.theverge.com/2018/1/18/16904802/drone-rescue-australia-video-ocean
(文/塚本直樹)
この記事に関連するニュース
-
Drone DXを推進するCLUEが内閣府主催のイベントに登壇します
PR TIMES / 2024年11月22日 12時45分
-
リアルグローブ、南榮工業と共同で、北九州市の「最新式災害対応型ドローンのデモフライト等研修会」にて遠隔情報共有システム「HecーEye(ヘックアイ)」を活用いただきました
@Press / 2024年11月19日 14時30分
-
神戸市消防局と合同でトンネル内での要救助者捜索・救助訓練を実施
PR TIMES / 2024年11月13日 13時15分
-
ドローン撮影から編集まで一貫して学べるコース「空撮映像クリエイターコース」3期生募集開始|デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー
PR TIMES / 2024年11月8日 14時45分
-
CLUEがドローン活用の可能性を最大化するためのAI研究組織「Drone AI LAB」を創設
PR TIMES / 2024年11月6日 12時15分
ランキング
-
1HD-2D版『ドラクエ3』勇者「俺だけバラモス倒せなかった…」←なんで? 嘆きの声続出の理由
マグミクス / 2024年11月25日 17時25分
-
2ビューカード、顧客との通話内容を録音したSDカード20枚を紛失
ASCII.jp / 2024年11月25日 17時5分
-
3メルカリ、不正利用へのサポート強化と補償方針を発表 ネットで意見「当たり前」「個人的には期待」「悪意のあるやつは排除して」
iza(イザ!) / 2024年11月25日 13時21分
-
4スタバ福袋当選発表に悲喜こもごも SNS「3度目の正直来た」「外れてうつになりそう」
iza(イザ!) / 2024年11月25日 12時11分
-
5「不要なスマホなどをdポイントと交換」 ドコモ、小型機器の買い取りに挑戦 都内の25店舗で
ITmedia Mobile / 2024年11月25日 16時21分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください