国産の超小型人工衛星用ロケット「ZERO」、インターステラテクノロジズ社がコードネーム公開
sorae.jp / 2018年1月23日 7時45分
※画像は模型イメージ
国内宇宙開発企業のインターステラテクノロジズ社(以下、IST)は2018年1月22日にイベント「ロケットナイト2」を開催し、その最中に超小型人工衛星用ロケット「ZERO(コードネーム)」の名称を明かしました。
ZEROは、高度500km以上の低軌道へのペイロード投入を目指すロケットです。その模型はMOMO初号機の打ち上げ後の会見でも展示されていたのですが、今回始めてそのコードネームが明かされました。また日本経済新聞の報道によれば、このZEROは2020年の打ち上げを目指しているとされています。
現在、ISTは観測ロケット「MOMO2号機」の開発を進めており、資金調達の一部としてクラウドファンディングプロジェクトを利用しています。このMOMO2号機は2017年7月に打ち上げられた「MOMO初号機」と同じく、高度100kmを目指す観測ロケットです。ISTによれば、MOMO2号機ではロール制御方式の変更(オンオフバルブのコールドガスジェットから可動ノズル制御のホットガス・サイドジェットに)、ボディや尾翼などの構造の強化、外部ペイロードの搭載などの変更が予定されています。
Image Credit: 大貫剛
■インターステラテクノロジズ社
[http://www.istellartech.com/]
■人工衛星用ロケット、2020年打ち上げへ インターステラ
[https://www.nikkei.com/article/DGXLASFB19HES_Q7A120C1L41000/]
(文/塚本直樹)
この記事に関連するニュース
-
福島から宇宙へ、気球からの打ち上げに挑むAstroXの「FOX」発射実験を見た!
マイナビニュース / 2024年11月16日 6時0分
-
宇宙寺院などを搭載したテラスペースの衛星「TATARA-1」カイロス2号機で打ち上げへ
sorae.jp / 2024年11月14日 11時0分
-
スペースワン、「カイロス」2号機の打ち上げで国内外の複数顧客と契約締結 打ち上げ予定は12月
sorae.jp / 2024年11月13日 11時0分
-
欧州の新型ロケット「アリアン6」2号機は2025年2月中旬に打ち上げへ
sorae.jp / 2024年11月12日 11時6分
-
JAXA、H3ロケット4号機打ち上げ成功 Xバンド防衛通信衛星「きらめき3号」を搭載
sorae.jp / 2024年11月4日 19時59分
ランキング
-
150代おひとりさま、貯蓄が「400万円」は多い? 少ない? しっかり老後資産を増やすためには?
オールアバウト / 2024年11月25日 21時20分
-
2「お金がない」「残高を見るのが怖い」その悩みの名は貧困妄想!解決方法を心療内科で聞いてみた
よろず~ニュース / 2024年11月25日 15時0分
-
3【加熱式湯たんぽ】電子レンジ対応なのに温めたら破裂→やけど どうして? 意外とやりがちなNG行為とは?
オトナンサー / 2024年11月25日 22時10分
-
430kg痩せた木嶋佳苗死刑囚が「ダイエット記事」を有料公開。買ってわかった“木嶋式ダイエット”の有効性と限界
女子SPA! / 2024年11月25日 15時47分
-
5「愚痴は無駄だ」と言う人へ"人生が変わる真実" 生産性を落としかねない愚痴も、対応の仕方次第
東洋経済オンライン / 2024年11月25日 19時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください