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スペースX、ロケット打ち上げを2月21日に延期 ペイロード・フェアリングを最終チェック

sorae.jp / 2018年2月19日 9時7分


 
宇宙開発企業のスペースX社は、次回の「ファルコン9」ロケットの打ち上げを2月21日(現地時間)以降に延期すると発表しました。
 
カリフォルニア州のヴァンデンバーグ空軍基地から2月18日に打ち上げられる予定だった、ファルコン9。しかし17日に、スペースXはアップグレードされた「ペイロード・フェアリング(ノーズコーン)」の最終チェックにさらなる時間が必要だと表明。また同時に、ペイロードの人工衛星に問題はないことも明かしています。
 
スペースXは500万ドル(約5億円)するペイロード・フェアリングを再使用したいと以前から表明しており、パラシュートによるペイロード・フェアリングの落下や、アームでそれを回収する専用船舶の開発にも取り組んでいます。スペースXを率いるマスク氏は今月、このようなフェアリングの回収は「今後6ヶ月で実現できるだろう」と語っているのです。
 
なお、ファルコン9はスペインの地球観測衛星「Paz」と、自社の衛星インターネット計画「Starlink」を構築する人工衛星のプロトタイプ「Microsat-2a」「Microsat-2b」を打ち上げる予定です。
 
Image Credit: スペースX
■SpaceX Delays Next Falcon 9 Rocket Launch to Feb. 21
https://www.space.com/39736-spacex-rocket-launch-paz-satellite-delay.html
(文/塚本直樹)

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