日本実験棟「きぼう」利用民間開放目指す 超小型衛星放出事業を募集
sorae.jp / 2018年2月23日 16時39分
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2018年2月23日、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「希望」にて、民間などによる超小型衛星放出事業を募集すると発表しました。
きぼうにはロボットアームやエアロックが搭載されており、また超小型衛星放出機構(J-SSOD)を開発し、200機以上の超小型衛星を放出しています。これまでJAXAは有償利用サービスを提供していましたが、今後は民間事業者によるさらなるきぼうの活用を目指しています。
今回の募集は民間ならではのアイディアやサービスによって、国内外に広く展開する事業者を募ることを目標としています。JAXAは「きぼう利用戦略」にもとづき、民間などによる事業自立化を目指しており、今回の超小型衛星放出事業はその第1弾となっています。
現在NASAはISSの運営について、民間への一部や全部の委託を検討しています。そのISSに接続されたきぼうで早くも民間への開放が始まるのは、なかなか興味深い事実です。
Image Credit: JAXA
■国際宇宙ステーション(ISS)「きぼう」日本実験棟からの超小型衛星放出事業の事業者の企画提案募集(「きぼう」利用初の民間開放)について
http://www.jaxa.jp/press/2018/02/20180223_microsat_j.html
(塚本直樹)
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