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宇宙望遠鏡「ケプラー」休止モードへ 燃料ほぼ尽き、今後データを転送

sorae.jp / 2018年7月9日 12時13分


 
これまで惑星探査で大いに活躍してきた、「ケプラー」宇宙望遠鏡。そのケプラーの燃料がほぼ尽き、「休止モード」に入ったことがNASAから発表されました。
 
ケプラーは2009年に打ち上げられ、恒星の明るさの変化を利用した「トランジット法」にて数多くの系外惑星を観測。その中には、生命の存在が可能と思われる「ハビタブル惑星」も多数存在します。
 
今後、ケプラーは8月に復帰し地球へとアンテナを向け、最新の観測データを送信します。このマヌーバ(操作)に必要な燃料がまだ残っているかどうかは不明ですが、これに成功すればさらなる「K2ミッション」の継続が予定されています。
 
なお、NASAはすでに新型惑星探査衛星「TESS(トランジット系外惑星探索衛星)」を打ち上げています。
 
Image Credit:NASA
■NASA put its famous planet-hunting telescope to sleep because it’s almost out of fuel
https://www.theverge.com/2018/7/6/17541886/nasa-kepler-fuel-safe-mode-life
(文/塚本直樹)

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