宇宙食が藻類に? スピルリナが将来のタンパク源を支えるかも
sorae.jp / 2018年9月26日 16時40分
バイオベンチャーのちとせ研究所は、JAXAの募集する「穀物に頼らないコンパクトなタンパク質生産システム」に「藻」を用いた研究開発を提案、その内容が採択されました。
国際宇宙ステーションでの生活や将来的な月・火星の長期滞在では、宇宙飛行士の作業量や使用するリソースを最小限、かつ低コストで生産できる高い栄養素をもつ食料が求められています。そこでJAXAでは、近い将来の月面長期滞在を支えることのできる、地上の最先端技術を活用したコンパクトなタンパク質生産システムの提案を募集しました。
ちとせ研究所は、高タンパク質にもかかわらず省スペース省エネルギーで高い生産性を持つ藻類「スピルリナ」を用いた食料の研究を提案。ちとせグループの保有する微生物や藻類などの微細な生き物を大量に培養する技術を活かし、月面長期滞在時のタンパク質生産システムを実現するといいます。
また、既存の農地と競合することなく栽培することができ、様々な分野に技術応用が可能なことから今後の地球上のタンパク質供給のシステムとして期待されます。
Image Credit:ちとせグループ
■宇宙の食にも「藻」が貢献!藻類スピルリナでコンパクトなタンパク質生産システムをつくる
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000034251.html
この記事に関連するニュース
-
新刊書籍「代替肉の技術と市場」を2024年11月29日に発売!植物性代替タンパク質、微生物発酵、培養などの技術を網羅した一冊!
PR TIMES / 2024年11月26日 11時0分
-
栗田工業株式会社がispaceの「HAKUTO-R」プログラムコーポレートパートナーに新規参画
PR TIMES / 2024年11月12日 17時15分
-
持続可能な社会構築に向けて 藻類を活用した企業連携型プロジェクト「MATSURI」に参画
PR TIMES / 2024年11月11日 16時45分
-
JAXA事業「月面推薬生成プラントの実現に向けた地上実証プラントの概念設計及び要素試作試験」に採択
PR TIMES / 2024年11月7日 16時40分
-
JAXAの公募型企画競争「月面推薬生成プラントの実現に向けた水精製及び電気分解プロセスに関する要素試作試験等」に採択
PR TIMES / 2024年11月7日 15時40分
ランキング
-
1知っておくと便利「つらい咳」を止めるツボと食材 漢方に詳しい薬剤師が紹介する咳止め漢方3種
東洋経済オンライン / 2024年11月27日 12時30分
-
2密室のコックピットで!? 戦闘機パイロット襲った「大トラブル」いまだ完全解決できない切実な課題とは
乗りものニュース / 2024年11月27日 7時42分
-
3斎藤元彦知事“火に油”の言い逃れ…知事選でのPR会社「400人分の仕事はボランティア」の怪しさ不自然さ
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月27日 10時46分
-
4全国で販売「カシューナッツ」に“鎮痛剤”混入…… 「深くお詫び」 3万5000袋回収、企業が謝罪
ねとらぼ / 2024年11月27日 8時0分
-
5とんでもない通帳残高に妻、絶句。家族のために生きてきた65歳元会社員が老後破産まっしぐら…遅くに授かった「ひとり娘」溺愛の果て
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月21日 8時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください