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「魔女のほうき星雲 」複数の天体に分けられた超新星残骸の円弧

sorae.jp / 2018年10月5日 9時59分

宇宙空間に浮かぶこの「もや」は、はくちょう座の西端の方向、約1400光年の距離にある散光星雲「ベール星雲(Veil Nebula)NGC6960」です。別名「魔女のほうき星雲(Witch’s Broom Nebula)」としても知られています。

約1万年前に超新星爆発した残骸の痕跡として知られ、宇宙空間に広がる大きな円弧の姿をしています。その痕跡の全体は、地上からの見た目で満月の45倍とあまりにも大きいため、NGC6992~6995の番号が振り分けられており、それぞれ別の天体として分類されています。

その一部である「NGC6960」だけでも満月の3倍であるため、その規模がとてつもなく壮大であることが分かります。
なお「NGC6960」の広がる「もや」は肉眼で観測することは出来ませんが、画像中央部に見える4等級の恒星「はくちょう座 第52星」により、その位置を見つけることができます。

 

Image Credit:NASA, ESA, Hubble Heritage Team/Martin Pugh (Heaven’s Mirror Observatory)
■NGC 6960: The Witch’s Broom Nebula
https://apod.nasa.gov/apod/ap180408.html

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