吸い込まれる様な恐ろしい魅力。土星北極のヘキサゴン
sorae.jp / 2018年10月15日 21時51分
土星の北極にある不思議な六角形構造は、1980年代のボイジャー計画によって発見されました。
この六角形構造の幅は約3万2000kmあり、その中で荒れ狂うジェット気流は最大風速は約320kmと言われています。また、この構造体の中央には台風の目の様な渦状の嵐が存在していることも分かります。
この画像は2012年に土星探査機「カッシーニ」によって撮影され、赤外線・可視光線・赤外線の画像データに基づいて合成された画像。2012年当時に観測された際の実際の色は「薄い青緑色(青色)」でしたが、数年かけて「茶系の色(金色)」に変化するなど、土星の季節変化による太陽光の影響で色が変わると考えられています。
なお、土星の南極には同じ様な構造体は発見されていません。
それにしても、遠巻きに見た美しい土星とは異なり「六角形構造は見ているだけで何とも不安な気持ち」になります。しかし、それ以上に見ずにいられないような引き込まれる魅力がありますね。
Image Credit:NASA, JPL-Caltech, Space Science Institute, Hampton University
■Saturn’s North Polar Hexagon
https://apod.nasa.gov/apod/ap180907.html
https://www.nasa.gov/multimedia/imagegallery/image_feature_2456.html
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