大マゼラン雲で発生した超新星爆発
sorae.jp / 2018年11月8日 21時27分
大マゼラン雲の中で発見された超新星「SN1987A」は、多くの輝点のリングが特徴の天体です。
1987年の最初に観測された「超新星(SuperNova)」ということで「SN1987A」の名前が付いています。また、超新星爆発時に日本の観測装置「カミオカンデ」により太陽系外では初のニュートリノ放射を検出し、ニュートリノ天文学の成果を上げたとして、2002年に小柴昌俊氏がノーベル物理学賞を受賞しています。
この画像は2010年にハッブル宇宙望遠鏡の画像分光器「STIS」の光学G750L・紫外G140L、掃天用高性能カメラ「ACS」の光学HαN(II)/R/V/Bによって撮影されたもので、実に超新星爆発から23年後の姿を捉えたものです。
「SN1987A」のリングは、超新星爆発時の残骸や過去に中心星から放出されたガスや塵が衝撃波によって熱されたことで発光しています。
Image Credit:NASA, ESA, K. France (University of Colordo, Boulder, USA), and P. Challis and R. Kirshner (Harvard-Smithsonian Center for Astrophysics, USA)
■Shocked region around SN 1987A
https://www.spacetelescope.org/images/opo1030a/
参考:NASA/ESA/Wikipedia
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