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「いぶき2号」雲・エアロソルセンサ2型で取得した初画像公開

sorae.jp / 2018年11月10日 0時16分

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、「いぶき2号(温室効果ガス観測技術衛星2号)」に搭載された「雲・エアロソルセンサ2型(TANSO-CAI-2、以降CAI-2)」による初観測画像を公開しています。

いぶき2号に搭載されたCAI-2は、雲の有無や大気浮遊物質(エアロソル)の分布を観測します。こちら、以前に打上げられた「いぶき」のCAIからPM2.5や黒色炭素の濃度推定などの能力を強化。また観測波長帯の増加や前方・後方の観測にも対応しています。

そして今回の初観測では、アラビア海での砂塵の流出やインド北東部での野焼きによる黒色炭素の浮遊が観測されています。なお、いぶき2号は初期機能確認(約2.5カ月)の後に観測運用へ移行する予定です。

Image Credit: JAXA
■「いぶき2号」搭載 雲・エアロソルセンサ2型(CAI-2)の初画像取得について
http://www.jaxa.jp/press/2018/11/20181109_CAI-2_j.html
(文/塚本直樹)

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