「M51」の渦巻く塵構造
sorae.jp / 2018年11月13日 21時16分
荒れ狂う真っ赤な渦の画像は、渦巻銀河「M51」を赤外線カメラで捉えたものです。直径は約10万光年で、りょうけん座の方向約2500万光年の位置に存在します。
この赤外線画像は、地球からみて正面を向いている「M51」をハッブル宇宙望遠鏡の赤外線カメラ「NICMOS」の赤外J(1.6 μm)で撮影。銀河の中心に向かって吸い込まれていく塵構造を鮮明に映し出しており、中央には小さく黒く空いた領域を見つけることができます。
また「M51」は別名「NGC 5194」であり、相互作用を及ぼしている近くの伴銀河「NGC 5195」と合わせて「子持ち銀河(親子銀河)」と呼ばれることも。また、ハッキリとした分かりやすい構造からアンドロメダ銀河と同様に渦巻銀河の代表モデルと言えます。
![](https://sorae.info/wp-content/uploads/2018/11/M51-with-12hours_AOXLumPugh1024.jpg)
▲NGC 5194(左)とNGC 5195(右)
Image Credit:NASA, ESA, M. Regan and B. Whitmore (STScI) and R. Chandar (University of Toledo, USA) / Martin Pugh
■Hubble NICMOS infrared image of M51
https://www.spacetelescope.org/images/opo1103b/
https://apod.nasa.gov/apod/ap150502.html
参考:JAXA/Wikipedia
この記事に関連するニュース
-
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した“こじし座”の渦巻銀河「NGC 3430」
sorae.jp / 2024年7月24日 21時44分
-
ペンギンと卵のような相互作用銀河「Arp 142」 ウェッブ宇宙望遠鏡観測開始2周年記念
sorae.jp / 2024年7月16日 21時22分
-
超新星輝く“しし座”の渦巻銀河「NGC 3810」 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影
sorae.jp / 2024年7月10日 21時41分
-
新たな星の成長を伝える“砂時計” ウェッブ宇宙望遠鏡が観測した暗黒星雲「L1527」
sorae.jp / 2024年7月6日 21時26分
-
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した“おとめ座”の渦巻銀河「NGC 4951」
sorae.jp / 2024年7月2日 20時48分
ランキング
-
1「1人で食事が常態化」現役世代の孤食という問題 コミュニティーディナーを始めた会社の意図
東洋経済オンライン / 2024年7月29日 14時0分
-
2「再訪したい国」日本が世界首位 人気地域に人出集中する傾向
共同通信 / 2024年7月29日 16時51分
-
3エンジンを冷やす「冷却水」は“水道水”で代用できる? 漏れ「放置」は絶対NG! 経年車で起こるトラブルとは
くるまのニュース / 2024年7月29日 14時50分
-
4トランプ氏がもし撃たれていたら? AR-15銃の恐怖の殺傷力(シェリーめぐみ)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月29日 9時26分
-
5妻への「別にいいけど」はケンカの火種でしかない 夏休みは「家庭内の不適切発言」を回避する機会
東洋経済オンライン / 2024年7月29日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)