ハッブルの超深宇宙領域の調査
sorae.jp / 2018年11月24日 22時9分
色とりどりの銀河が散りばめられたこの画像は「ハッブルウルトラディープフィールド2014(HUDF2014)」です。
「HUDF2014」は、2003年9月〜2004年1月に行われたハッブル宇宙望遠鏡の超深宇宙領域調査のHUDFの画像に対し、大幅にデータを追加したアップデート版。南天の「ろ座」の方向にある超深宇宙を観測しています。中でも、最も遠く暗い天体「UDFj-39546284」は、肉眼で見えているより100億倍も暗く、宇宙誕生のビッグバンから数億年後という過去の宇宙の姿を表しています。
「HUDF2014」の撮影には、ハッブル宇宙望遠鏡が利用できる全ての波長である、紫外線・可視光・近赤外撮影が用いられ、追加データの紫外線撮影により、50〜100億光年離れた銀河の星形成を研究するための重要なデータを得ることができました。
この画像にある点々の殆どが銀河であり、その中に数え切れないほどの星々が存在しています。そんな地球から遥かに遠い深宇宙の画像を見ていると、宇宙の果てしない大きさを再認識し、何だか不思議な気分になってきますね。
Image Credit: NASA, ESA, H.Teplitz and M.Rafelski (IPAC/Caltech),
A. Koekemoer (STScI), R. Windhorst(ASU), Z. Levay (STScI)
■Hubble Ultra Deep Field 2014
https://apod.nasa.gov/apod/ap140605.html
参考:Wikipedia
この記事に関連するニュース
-
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した“こじし座”の渦巻銀河「NGC 3430」
sorae.jp / 2024年7月24日 21時44分
-
ペンギンと卵のような相互作用銀河「Arp 142」 ウェッブ宇宙望遠鏡観測開始2周年記念
sorae.jp / 2024年7月16日 21時22分
-
これも銀河 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した“りょうけん座”の「NGC 5238」
sorae.jp / 2024年7月15日 20時19分
-
超新星輝く“しし座”の渦巻銀河「NGC 3810」 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影
sorae.jp / 2024年7月10日 21時41分
-
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した“おとめ座”の渦巻銀河「NGC 4951」
sorae.jp / 2024年7月2日 20時48分
ランキング
-
1「1人で食事が常態化」現役世代の孤食という問題 コミュニティーディナーを始めた会社の意図
東洋経済オンライン / 2024年7月29日 14時0分
-
2「再訪したい国」日本が世界首位 人気地域に人出集中する傾向
共同通信 / 2024年7月29日 16時51分
-
3エンジンを冷やす「冷却水」は“水道水”で代用できる? 漏れ「放置」は絶対NG! 経年車で起こるトラブルとは
くるまのニュース / 2024年7月29日 14時50分
-
4トランプ氏がもし撃たれていたら? AR-15銃の恐怖の殺傷力(シェリーめぐみ)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年7月29日 9時26分
-
5妻への「別にいいけど」はケンカの火種でしかない 夏休みは「家庭内の不適切発言」を回避する機会
東洋経済オンライン / 2024年7月29日 8時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)