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WFPC2が明らかにした砂時計星雲「MyCn18」

sorae.jp / 2018年11月28日 22時1分

この画像は1996年1月に公開された惑星状星雲「MyCn18(砂時計星雲)」です。

ハッブル宇宙望遠鏡の広域惑星カメラ「WFPC2」によって、はえ座の方向約8000光年の距離にある天体の「砂時計」の様な姿をはっきりと映し出しました。イオン化窒素を赤、水素は緑、二重にイオン化された酸素は青で表示しています。3色で表された「MyCn18」は砂時計星雲というよりも、他の天体でも多く見られる薄気味悪い「目」の様にも思えます。

「WFPC2」は、1993年12月に初代の「WFPC」の改良版としてハッブル宇宙望遠鏡に取り付けられました。「WFPC2」が撮影する鮮明な画像は、これまでに捉えることのできなかった様々な天体の構造や仕組みを明らかにしています。惑星状星雲に関しても、双極性の構造など今まで解明できなかった謎に対し、一筋の光明が差し込む結果となりました。

 

Image Credit:Raghvendra Sahai and John Trauger (JPL), the WFPC2 science team, and NASA/ESA
■The Hourglass Nebula
https://www.spacetelescope.org/images/opo9607a/

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