球状星団「M80」から届く古代の光
sorae.jp / 2018年12月4日 22時5分
この明るく煌めく銀河団は、さそり座の方向約2.8万光年に位置する球状星団「M80(NGC 6093)」です。
「球状星団」は互いの重力によって縛られているため球状の形を保っており、中央に近づくにつれ星の密度が高くなっていきます。若い星の集まりで、いずれはバラバラに散っていく散開星団とは異なっています。
「M80」は、数十万の星から成り立っており、その殆どの星は約150億歳と考えられています。若く青い星で構成される散開星団とは逆に、終わりを迎える赤く巨大な星が多く見られるのも特徴です。
この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の広域惑星カメラ「WFPC2」の光学R/V/B、紫外Uによって撮影され、1999年7月に公開されました。
Image Credit:The Hubble Heritage Team (AURA/STScI/NASA/ESA)
■Hubble images a swarm of ancient stars
https://www.spacetelescope.org/images/opo9926a/
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