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小惑星ベンヌで水成分を検出。元の星には豊富な水資源が存在か

sorae.jp / 2018年12月12日 13時33分

小惑星「ベンヌ」に到着したNASAの小惑星探査機「オシリス・レックス」の情報によると、ベンヌの土壌には水の成分が存在することが新たに判明しました。

「オシリス・レックス」に搭載された、可視赤外分光器「OVIRS」と熱放射分光器「OTES」によるデータを解析した結果、粘土鉱物の中に酸素と水素の原子が結合した分子である「水酸基」の存在を確認。その粘土鉱物はベンヌ全体に存在しているとされ、岩石が水と相互作用したことを意味しています。ただし、ベンヌには液体の水は存在していません。
また、鉱物に水成分が結びついていることから、ベンヌを生み出した元の星には「液体の水が豊富に存在した」可能性を示しています。

 

Image Credit:NASA/Goddard/University of Arizona
■NASA’s Newly Arrived OSIRIS-REx Spacecraft Already Discovers Water on Asteroid
https://www.nasa.gov/press-release/nasa-s-newly-arrived-osiris-rex-spacecraft-already-discovers-water-on-asteroid

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