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赤外線撮影が明らかにした「創造の柱」の細部

sorae.jp / 2018年12月20日 23時7分

地球から7000光年先にある「わし星雲(M16)」は、ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた深宇宙の天体の中でも、非常に魅力的で美しい星雲の一つです。

その魅力は、わし星雲の南側にある「創造の柱(Pillars of Creation)」と名付けられた星形成が活発に行われている領域で、そびえ立つ暗黒星雲が神秘的な柱の様に見えることで有名です。

この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の広域惑星カメラ「WFPC3」の赤外線波長によって撮影され、可視光画像とは異なりガスや塵によって隠されていた箇所を明らかにしています。背後に存在する数々の星や「創造の柱」の内部にある若い星々や、柱の輪郭が鮮明に捉えられていることが分かります。

また、以下の画像は赤外線画像と同じタイミングで「WFPC3」によって撮影された可視光画像。こちらが一般的にイメージする「わし星雲の創造の柱」の姿で、私達を魅了した1つの天体と言えるのではないでしょうか。

 

Image Credit:NASA, ESA/Hubble and the Hubble Heritage Team
■New view of the Pillars of Creation — infrared
https://www.spacetelescope.org/images/heic1501b/

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