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宇宙の夕焼けと大質量連星「ピスミス24-1」

sorae.jp / 2018年12月21日 22時52分

「ピスミス24」は、さそり座の方向約8000光年先にある散光星雲「NGC 6357」の中にある散開星団です。

画像の上部が「ピスミス24」で下部が「NCG 6357」。この中でも最も輝く恒星が「ピスミス24-1」で、過去の研究では太陽の200〜300倍もの質量を持ち、全天でも最大級の大質量星であると思われていました。しかし、ハッブル宇宙望遠鏡を用いた観測によって、実際は2つ(または3つ)の星からなる連星であることが判明。それぞれの星が太陽の約100倍程度の質量であることが解明されました。

なお、太陽の200〜300倍の質量を持つ実際の恒星は、後にチリのヨーロッパ南天天文台の「VLT」によって、タランチュラ星雲の中で太陽の約250倍の大質量星「R136a1」が発見されています。

この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の掃天観測用高性能カメラ「ACS」と広域惑星カメラ「WFPC2」の可視光・赤外線の波長を合成したもので、2006年11月に公開されました。

 

Image Credit:NASA, ESA and Jesús Maíz Apellániz (Instituto de Astrofísica de Andalucía, Spain). Acknowledgement: Davide De Martin (ESA/Hubble)
■Star on a Hubble diet
https://www.spacetelescope.org/images/heic0619a/

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