大マゼラン雲に浮かぶ「タツノオトシゴ」
sorae.jp / 2018年12月29日 19時0分
この美しい天体の中にある暗黒星雲は、その形から「タツノオトシゴ」に例えられています。
この画像は、大マゼラン雲にある散開星団とその周囲の星雲を捉えたものの一部。タランチュラ星雲の近く、地球から約17万光年先に位置しています。ここは、おそらく超新星爆発の影響により発生した活動的な星形成領域で、上部に少し見えているのは「NGC 2074」(文末の画像の左上に広がる星団)と名付けられた散開星団です。
また、約20光年程の長さをもつ「タツノオトシゴ」は、星形成による星々の光と恒星風によって徐々に吹き飛ばされ、数百年かけて削り取られていきます。次第に形を変えていくタツノオトシゴですが、未来にはまた異なる物に例えられていることでしょう。
ハッブル宇宙望遠鏡の広域惑星カメラ「WFPC2」の光学O(III)/H-α/S(II)/Vによって撮影されたこの画像は、ハッブルが地球を10万周回した記念のもので2008年8月に公開されました。
Image Credit:NASA, ESA, and M. Livio (STScI)
■The Seahorse of the Large Magellanic Cloud
https://apod.nasa.gov/apod/ap141130.html
この記事に関連するニュース
-
見事に横向き ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した“へび座”の渦巻銀河「UGC 10043」
sorae.jp / 2024年11月20日 20時52分
-
溶け合うような“かみのけ座”の相互作用銀河 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影
sorae.jp / 2024年11月11日 21時13分
-
「ダンスする銀河」「宙に浮かぶ魔女の横顔」NASAが今週公開した「不気味で美しい」画像8選
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月6日 15時58分
-
幻の銀河とも呼ばれる渦巻銀河「M74」 ウェッブ宇宙望遠鏡が再び撮影
sorae.jp / 2024年11月5日 21時23分
-
じーっと見つめる目のような相互作用銀河 ハロウィンにあわせNASAやESAが紹介
sorae.jp / 2024年11月1日 16時58分
ランキング
-
1「トイレでスマホ」が招く危険...長時間座りっぱなしの健康リスクとは?
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月27日 17時50分
-
2「小銭入れると落ちる恐れ」 しまむらの新作財布に不具合……「申し訳ございません」 販売中止に
ねとらぼ / 2024年11月27日 19時20分
-
3ユニクロ感謝祭「最強アウターが大幅値下げ」「ヒートテックも割安」絶対に買い逃してはいけない5アイテム
日刊SPA! / 2024年11月27日 8時54分
-
4大阪府の「お米クーポン」3億円分使われず 今月末期限、子育て世帯対象に配布
産経ニュース / 2024年11月27日 21時30分
-
5「無性にコーヒーが飲みたい…」 実は鉄分不足が原因? 疲労増&集中力低下も
オトナンサー / 2024年11月27日 8時10分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください