巨大銀河の照明とダストレーン
sorae.jp / 2019年1月6日 23時4分
南天のインディアン座にあるレンズ状銀河「NGC 7049」は地球から約1億光年離れた場所にあります。直径約15万光年ある巨大な銀河で、最も明るく大質量の銀河団(BCG:Brightest cluster galaxy)に分類。また、楕円銀河と渦巻銀河の両方の特徴を持っています。
また、シルエットの様に見える黒いリングは、銀河円盤内で密度が高くなったダストによるダストレーン(ダークレーン)。背後に輝く無数の星々によって照らされることで、リング状の渦巻き構造を顕にしています。
「NGC 7049」はインディアン座の三つ子銀河(NGC 7029、NGC 7041、NGC 7049)の中でも1番明るい銀河であり、それは幾つかの銀河が衝突した結果により誕生したと考えられています。なお、中央やや右上に見える輝く星は「NGC 7049」と関係ないようです。
この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の掃天観測用高性能カメラ「ACS」の可視光B/Pseudogreen (B+I)、赤外線Iのフィルターを用いて撮影され、2009年4月に公開されたものです。
Image Credit:NASA, ESA and W. Harris (McMaster University, Ontario, Canada)
■Dramatically backlit dust lanes in NGC 7049
https://www.spacetelescope.org/images/heic0905a/
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