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南天ろ座にあるS字を描く棒渦巻銀河

sorae.jp / 2019年1月18日 22時39分

南天のろ座にある「NGC 986」は、地球から約5500万光年離れた場所に位置しており、1828年に天文学者ジェームズ・ダンロップによって発見された棒渦巻銀河です。

「NGC 986」は棒状渦巻銀河の特徴である、銀河バルジを貫くような棒状構造が銀河円盤内にあり、個性的な渦巻き腕を持っています。その腕には、若い星々が産声をあげるかの様に力強く青白い光でその存在を主張していることが分かります。また、渦巻銀河の様に棒渦巻銀河の中心部にもブラックホールが存在している可能性が高く、大質量エネルギーによる影響で中心を明るく照らしています。

棒渦巻銀河はS字型の腕と暗黒帯に個性的な形が多く、渦巻銀河よりも見分けやすいのも特徴と言えます。

この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の広域惑星カメラ「WFPC2」の可視光と赤外線波長のフィルターで撮影し、2014年11月に公開されたものです。

 

Image Credit:ESA/Hubble & NASA
■A spiral in a furnace
https://www.spacetelescope.org/images/potw1446a/

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