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同じ視点の先にある宇宙の五重奏

sorae.jp / 2019年1月22日 6時58分

Hickson Compact Group 92としても知られる「ステファンの五つ子銀河(Stephan’s Quintet)」は、左上の「NGC 7320」、右上の「NGC 7319」、中央右にある「NGC 7318A・NGC 7318B」、左下の「NGC 7317」から構成されています。

その名の通り5つの銀河の集まりの様に見えますが、実際は同じ視点の先に銀河が隣接して見えている天体。中でも左上の渦巻銀河「NGC 7320」は他の銀河よりも地球に7倍も近い約4000万年の距離にあり、近くにある他の銀河との相互作用はありません。「NGC 7320」は無数の青や赤の点から激しい星形成が行われていることが分かります。

一方、「NGC 7319」「NGC 7318A」「NGC 7318B」の3つの銀河は、歪んだ銀河の形や細長く変形した渦巻腕、潮汐力で伸びた尾など銀河の接近による相互作用がいくつも確認することができます。「NGC 7318A」「NGC 7318B」は2つの銀河が衝突し合体進行しており、衝突による影響で発生した星形成領域と1000万歳未満の星々もまた相互作用によって大きく形を崩しています。

この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の広視野カメラ「WFC3」の可視光と赤外線の波長の5つのフィルターを用いて撮影されました。「ステファンの五つ子銀河」はHEIC(spacetelescope.org)にて約103MBもある高解像度のTIFF形式画像が公開されており、各銀河の細かい箇所を拡大して見ることが可能です。

 

Image Credit:NASA, ESA and the Hubble SM4 ERO Team
■Galactic wreckage in Stephan’s Quintet
https://www.spacetelescope.org/images/heic0910i/

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