ロシア企業、数年以内に宇宙広告を実現か。問題点も多く指摘
sorae.jp / 2019年1月22日 11時1分
ロシアの企業「START ROCKET」は、2021年初頭に超小型人工衛星を用いた宇宙広告サービスのテストを実施すると公開しています。
「START ROCKET」が予定している宇宙広告は、高度500kmの宇宙空間に超小型人工衛星を複数機放出し、太陽光を反射する特殊なフィルムを展開。空にドット形式のディスプレイを実現します。このディスプレイは、文字だけでなくブランドロゴなどの複雑な画像の表示も可能で、1日に3〜4の広告を配信を想定しているようです。
また、「電話が通じない」「周囲の視界がなくなるような大災害時」などに、政府機関が発表する緊急告知などにも活用できることも利点として上げています。
なお「START ROCKET」の公式サイトでは、2021年1月にも最小編成でのテスト打ち上げを実施する計画が記載されていますが、NHKなどの各報道の記事では、事業計画が不透明で技術的に実現可能かどうか不明という点、宇宙という特殊な環境の独占、スペースデブリなどの問題が指摘されており、否定的な意見が多く見られています。
Image Credit:StartRocket
https://startrocket.me/
https://nowthisnews.com/videos/future/russian-startup-startrocket-wants-to-put-billboard-ads-in-space?utm_content=Russian+Startup+StartRocket+Wants+To+Put+Billboard+Ads+In+Space&utm_source=twitter&utm_medium=social-media
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