接近遭遇した小銀河に変化をもたらした巨大銀河
sorae.jp / 2019年2月6日 21時17分
この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の掃天観測用高性能カメラ「ACS」が捉えた渦巻銀河「M81」の一部分をクローズアップしたものです。
おおぐま座の方向1100万光年先に位置する「M81」では、1993年3月に「SN1993J」と名付けられた超新星が発見されています。非常に明るい超新星であったため、発見時はII型と認識。その後にIb型の特性へ変化いく特異な事から、IIb型超新星に分類されました。
また「M81」の近く、15万光年程に葉巻銀河「M82」が存在しています。この2つの銀河はかつて接近遭遇をしており、その結果「M82」は爆発的な星形成活動を行う「スターバースト銀河」へと変化したものと考えられています。
「M81」の超高解像度の写真はHEIC(spacetelescope.org)にて160MBを超えるTIFF形式が公開されています。
Image Credit:NASA, ESA, A. Zezas (CfA), and A. Filippenko (UC Berkeley)
Acknowledgment: Hubble Heritage Team (STScI/AURA) & O. Fox (University of California, Berkeley)
■Spiral galaxy M81
https://www.spacetelescope.org/images/opo1438b/
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