星形成により変化と拡大を続ける星雲構造
sorae.jp / 2019年2月15日 22時11分
地球から約20万光年離れた場所にある小マゼラン雲(Small Magellanic Cloud:SMC)には、美しく繊細で明るい星形成領域の中に一際輝く星団「NGC 346」があります。
「NGC 346」を取り囲んでいる星雲構造は、誕生と終末を迎える星々の影響を受けており、ガスや塵が吹き飛ばされながら徐々に歪な構造へと変化しつつ拡大を続けています。
この画像は、ハッブル宇宙望遠鏡の掃天観測用高性能カメラ「ACS」の可視光と赤外線に、Hα線を追加した撮影方法を使用。Hα線によって、高濃度の水素原子を含んでいるHII領域を特有の赤色で映し出しています。
また、別の記事で紹介した「NGC 346」は、Hα線を抜いた可視光と赤外線で撮影されているため、青紫色の別の天体の様に見えますね。
Image Credit:NASA, ESA and A. Nota (ESA/STScI, STScI/AURA)
■Young stars sculpt gas with powerful outflows
https://www.spacetelescope.org/images/heic0514a/
この記事に関連するニュース
-
銀河団に現れた“宇宙のクエスチョンマーク” ウェッブ宇宙望遠鏡が観測
sorae.jp / 2024年9月16日 20時52分
-
星々を生み出す幻想的な星形成領域「NGC 1333」 ウェッブ宇宙望遠鏡が観測
sorae.jp / 2024年9月2日 20時56分
-
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した小マゼラン雲の散開星団「NGC 346」
sorae.jp / 2024年8月30日 21時56分
-
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した「さんかく座銀河」の中心付近
sorae.jp / 2024年8月26日 20時55分
-
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影 幅広の腕が渦巻く“ケフェウス座”の棒渦巻銀河「UGC 11861」
sorae.jp / 2024年8月21日 20時19分
ランキング
-
1「血糖値」下げるつもりが、じつは無意味な習慣4つ 「健康的な面」だけにフォーカスを当ててもダメ
東洋経済オンライン / 2024年9月16日 15時0分
-
2小泉進次郎を称賛し、自民党に投票するのは「レベルが低い」から? 知的エリートが陥りやすいワナ
オールアバウト / 2024年9月19日 21時15分
-
3なぜ「肌の接触」が必要なのか? ハグやマッサージが幸福感をもたらす理由
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月19日 17時50分
-
4「特需」に沸き立つ日本の港湾用クレーンメーカー…米中対立の余波で“棚ボタ”ウハウハ(重道武司)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年9月19日 9時26分
-
5コスパが良いと思うエアコンのメーカーランキング! 2位「ダイキン」、1位は?【家電のプロが解説】
オールアバウト / 2024年9月18日 20時35分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください