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マスク氏、火星への往復費用は約5500万〜1100万円以下に値下がりすると語る

sorae.jp / 2019年2月20日 0時50分

スペースX創業者のイーロン・マスク氏は、火星への往復費用は将来的に50万〜10万ドル(約5500万円〜1100万円)以下になるとの見通しを語りました。

マスク氏はツイッターアカウントにて、「月や火星へのチケットの値段はいくらになると思う?」との問いかけにたいし、「人数によって大きく変わるが、火星への往復切符(復路は無料)はいずれ50万ドル以下か、おそらく10万ドル以下になるだろう。先進国の市民なら、地球の家を売って火星に移住できる価格だ」と伝えているのです。

スペースXは現在、超大型宇宙船「スターシップ」と、そのブースター「スーパー・ヘビー」を開発しています。このスターシップは以前BFR(ビッグ・ファルコン・ロケット)と呼ばれていた頃の計画では、100人を搭乗させることが可能です。また、火星から地球へと帰還し、何度も再使用される予定です。

マスク氏はこのスターシップについても、「ファルコン9よりも廉価に製造できる可能性がある」と語っています。私は10万ドルの火星往復チケットを買える確証は全くありませんが、それでも宇宙旅行の値下がりには期待したいものです。

Image Credit: スペースX

■Tickets to Mars Will Eventually Cost Less Than $500,000, Elon Musk Says
https://www.space.com/elon-musk-spacex-mars-mission-price.html
文/塚本直樹

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