JAXAとトヨタ「国際宇宙探査ミッション」で協業を検討合意。月面で1万km走行可能な探査車コンセプトを公開
sorae.jp / 2019年3月12日 17時55分
JAXA(宇宙航空研究開発機構)とトヨタ自動車株式会社が、国際宇宙探査ミッションでの協業の可能性の検討について、3月12日に合意したことを発表しました。
この計画の第一弾として、「燃料電池車(FCV)技術を用いた月面での有人探査活動に必要なモビリティ『有人与圧ローバ』」についての検討を加速するというもの。検討されている「有人与圧ローバ」は、宇宙飛行士2名が滞在可能で、月面を1万km以上の走行できる性能を誇ります。
また、協業の可能性として考えられている国際宇宙探査ミッションは、「人類の活動領域の拡大」と「知的資産の創出」を目的とし、行く行くは人類が大気圏を超えて月や火星を目指すというもの。
近年、月・火星探査について各国が勢いを上げて計画を進めています。JAXAとトヨタも各国同様に技術を高め、ミッションへの取り組みを進めていくとのことです。
![](https://sorae.info/wp-content/uploads/2019/03/20190312a_02-e1552380595973.png)
掲載画像は全てコンセプト案
以下、JAXAプレスリリースから抜粋
■JAXAとトヨタが検討を進める『有人与圧ローバ』コンセプト案
Image Credit:JAXA
http://www.jaxa.jp/press/2019/03/20190312a_j.html
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