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インドのロケット衛星破壊実験、危険デブリ生成とNASA幹部語る

sorae.jp / 2019年4月2日 11時30分

インドが3月27日に実施したロケットによる人工衛星の破壊実験について、NASA理事を務めるJim Bridenstine氏は「危険なデブリが発生した」との声明を出しています。

今回のロケットによる人工衛星の破壊実験は、アメリカやロシア、中国に続く4カ国目となるもの。インドのモディ首相は、同国の宇宙における軍事的プレゼンスを主張しています。

一方でBridenstine氏によれば、実験により60個の追跡可能なデブリが生成。そのうち24個は国際宇宙ステーション(ISS)よりも高い高度に達していることが観測されています。

また、同氏はインドの人工衛星破壊実験を「人類の宇宙開発にリスクをもたらすもので、受け入れがたい」と、強い口調で非難しています。

Image Credit: Press Information Bureau, Government of India)
■India’s Anti-Satellite Test Created Dangerous Debris, NASA Chief Says
https://www.space.com/nasa-chief-condemns-india-anti-satellite-test.html
文/塚本直樹

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