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NASA、2020年に生物を深宇宙に打ち上げ 「バイオセンチネル」にて

sorae.jp / 2019年5月24日 7時25分

NASAは小型宇宙船「バイオセンチネル(BioSentinel)」にて、2020年に生物を深宇宙へと打ち上げます。

バイオセンチネルでは、ブリーフケースほどの宇宙船に酵母菌を搭載。そして太陽を回る軌道にのせることで、地球磁気圏外での放射性の影響を調べようというのです。

バイオセンチネルは「アルテミス1」ミッションにて打ち上げられる、13個のキューブサットのうちの1個。ミッションでは9〜12ヶ月にわたってデータを収集し、DNAが修復できる通常型の酵母菌と修復できない突然変異型の酵母菌を観察します。また、同様の実験が国際宇宙ステーション(ISS)でも実施されます。

アルテミス1のミッションは、NASAの次世代ロケット「SLS」によって実施されます。さらに、2023年に実施される「アルテミス2」では、「オリオン」宇宙船による有人による月周辺の飛行ミッションが予定されています。

Image: NASA
■In 2020, NASA Will Send Living Things to Deep Space for First Time Since Apollo
https://www.space.com/nasa-deep-space-radiation-mission-biosentinel.html
文/塚本直樹

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