紫外線で捉える銀河の星形成
sorae.jp / 2019年5月26日 22時9分
NGC 4258としても知られる「M106」は、2000万光年の渦巻銀河です。
「M106」は、18世紀の有名な天文学者シャルル・メシエの助手を務めていたピエール・メシャンによって1781年に発見されました。しかし、メシエ・カタログに掲載されたのはピエール・メシャンの死後、20世紀に入ってからになります。
「M106」の中心付近をクローズアップした画像は、掃天観測用高性能カメラ「ACS」によって捉えられ、2013年にも別のアングルの画像が公開されていますが、2018年5月に公開されたこの画像は「ACS」の2つの可視光波長と、広視野カメラ3「WFC3」の紫外線(275 nm:紫)・可視光(336 nm / 438 nm:青)波長を加えたもの。
この様に銀河の中心部分をクローズアップした画像は、銀河の星形成領域や星形成活動を観測しているハッブル宇宙望遠鏡のプロジェクト「LEGUS(HST Legacy Extragalactic UV Survey)」の一環であり、紫外線調査によって星形成の仕組みや銀河の構造を解明する研究に用いられています。
Image Credit:NASA, ESA, and the LEGUS team
https://www.spacetelescope.org/images/heic1810f/
この記事に関連するニュース
-
恒星「WOH G64」のクローズアップ撮影に成功 天の川銀河の外にある恒星では初の成果
sorae.jp / 2024年11月28日 21時10分
-
見事に横向き ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した“へび座”の渦巻銀河「UGC 10043」
sorae.jp / 2024年11月20日 20時52分
-
どこかに写っている超新星 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した棒渦巻銀河「NGC 1672」
sorae.jp / 2024年11月6日 21時47分
-
幻の銀河とも呼ばれる渦巻銀河「M74」 ウェッブ宇宙望遠鏡が再び撮影
sorae.jp / 2024年11月5日 21時23分
-
ハッブル宇宙望遠鏡が撮影 2021年と2023年に超新星が見つかった渦巻銀河「NGC 4414」
sorae.jp / 2024年11月2日 18時41分
ランキング
-
1日本株に“トランプ・ショック”直撃か…「関税引き上げ」に国内経済界は戦々恐々
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月28日 16時3分
-
2「高齢で廃業」店内に放置された犬19匹、ふん尿にまみれ…荒稼ぎしたブリーダー業の末路に「胸が痛い」
まいどなニュース / 2024年11月28日 7時50分
-
3ホコリが積もると火事に…コンセント周辺の掃除をサボると危険! 確認すべき5つのポイント
オトナンサー / 2024年11月28日 20時10分
-
4「俺、無精子症だから」と避妊してくれない彼。生理が来ないことを告げると“まさかの反応”
女子SPA! / 2024年11月28日 15時47分
-
5年収1,000万円なんてこんなもん…42歳で部長に抜擢の〈大企業エリート〉。質素すぎる毎日に、部下「夢がない」「このままこの会社にいても」と絶望
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月28日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください