XRISMプロジェクトにおいてJAXAとESAが協定。主要装置の開発に貢献
sorae.jp / 2019年6月20日 12時19分
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、ESA(欧州宇宙機関)とX線分光撮影衛星「XRISM」に関する協力に同意し、現地時間6月14日に協定を締結しました。
XRISMプロジェクトは、2021年度打上げを目標に開発中であるJAXA宇宙科学研究所の、「すざく(ASTRO-EII)」「ひとみ(ASTRO-H)」に続く7番目のX線天文衛星計画です。2016年に運用を断念した「ひとみ」のミッションを引き継ぎ、「宇宙の構造形成と銀河団の進化」「宇宙の物質循環の歴史」「宇宙のエネルギー輸送と循環」を研究するとともに「超高分解能X 線分光による新しいサイエンス」を目的としています。
また、今回のESAとの協力締結では、XRISMに搭載する予定の主要ミッション機器である「軟X線分光装置 (Resolve)」「軟X線撮像装置 (Xtend)」の内、ESAは「軟X線分光装置 (Resolve)」 の一部の開発に貢献するとしています。
XRISMプロジェクトに関する詳細は、特設サイト(http://xrism.isas.jaxa.jp/)を参照してください。
Image Credit:JAXA
http://www.jaxa.jp/topics/2019/index_j.html#news14769
※記事後半部分のESAとの協力締結の記載部分の表現を修正いたしました(6/21)
この記事に関連するニュース
-
火星の衛星は崩壊した小惑星の破片から形成された? 新たな研究が示唆
sorae.jp / 2024年11月22日 21時7分
-
JAXAとESA、将来の宇宙開発における大型協力に関する共同声明に署名
マイナビニュース / 2024年11月21日 17時12分
-
三菱UFJ銀行、衛星データサービス企画、GHGSat Inc.の3社と衛星データを利用した温室効果ガス排出量の可視化に関するパートナーシップ契約を締結
PR TIMES / 2024年11月16日 15時40分
-
JAXAのISS「きぼう」からの超小型衛星放出事業および船外施設利用サービスの事業者に継続選定
PR TIMES / 2024年11月15日 14時15分
-
NASA・ESA・JAXAの惑星探査計画に従事したパリ大・東京科学大 兵頭 龍樹 博士がスペースデータのCSO(最高科学責任者)に就任
PR TIMES / 2024年11月5日 12時15分
ランキング
-
1「一人暮らしの老後」を充実させるコツ3つ
オールアバウト / 2024年11月28日 21時40分
-
2ホコリが積もると火事に…コンセント周辺の掃除をサボると危険! 確認すべき5つのポイント
オトナンサー / 2024年11月28日 20時10分
-
3日本株に“トランプ・ショック”直撃か…「関税引き上げ」に国内経済界は戦々恐々
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月28日 16時3分
-
4『推しの子』終盤展開の問題 実写やアニメで「改変」を望む声が出ているのは何故なのか
マグミクス / 2024年11月28日 20時55分
-
5急な「めまい」発作の"引き金"となる6つの要因 とくに急激な「気圧の変化」には注意が必要
東洋経済オンライン / 2024年11月28日 20時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください