中国、初の火星探査機打ち上げを早ければ2020年に実施
sorae.jp / 2019年7月3日 6時42分
中国は、初となる火星探査機の打ち上げを2020年の中旬に予定しています。
中国の火星探査ミッションは、オービター(周回軌道を飛行する探査機)とローバー(探査車)から構成されます。オービターには高解像度カメラや磁力計などの観測機器が、そしてローバーには地中観測レーダーや気象観測装置が搭載されます。
そして着陸地点としては、クリュセ(Chryse)平原やイシディス(Isidis)平原が選定されています。これは技術的な制約や科学観測、そして降下、着陸の難易度を検討した上での決定です。
打ち上げには、「長征5号」ロケットが利用されます。しかし、ロケットの準備の遅れから、予定されている2020年7月中旬の打ち上げは間に合わないのでは、という観測もあります。
Image: Xinhua/CNSA
■China’s First Mars Spacecraft Undergoing Integration for 2020 Launch
https://www.space.com/chinas-first-mars-spacecraft-for-2020-launch.html
文/塚本直樹
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