小型ロケットのベクター、資金トラブルにより停止 CEOは交代
sorae.jp / 2019年8月15日 17時30分
小型ロケットを開発する米ベクターは創業者兼CEOのJim Cantrell氏が退任したと発表しました。また同社は現在、資金問題を理由に運営が停止しています。
ベクターによると、現在同社は大きな資金調達の変化に直面。これにより、運営が停止しました。現時点では公式な声明は発表されていませんが、最大の投資主であるSequoiaが資金を回収したとの情報も伝えられています。
一方、ベクターのコアチームは小型ロケット「Vector-R」の開発を完成させる方法を模索しています。また、アメリカ空軍との打ち上げ契約など、その他のサポートも継続するとしています。
ベクターはVector-Rの低高度打ち上げを2回実施しましたが、その後にサブオービタル打ち上げや軌道打ち上げは実施されていません。また、同社の新たなCEOにはJohn Garvey氏が就任しています。
Image: ベクター
■Vector Replaces CEO Amid Reports of Financial Problems
https://www.space.com/vector-replaces-ceo-financial-troubles.html
文/塚本直樹
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