インドの月ミッションは今後も続く。2023年にはJAXAと協力し月面探査へ
sorae.jp / 2019年9月11日 17時30分
「チャンドラヤーン2号」の着陸機ミッションはほぼ確実に失敗に終わったと想定されますが、今後も各国による月探査ミッションは継続されます。
まず、チャンドラヤーン2号ではすでに月周回衛星が予定軌道に投入されています。この人工衛星は高度100kmから、8基の科学観測装置で月面の探査を続けます。
チャンドラヤーン2号の前に行われた「チャンドラヤーン1号」のミッションでは、月面に広く水が分布していることが判明しています。さらに、月の極のクレーターにも多くの水が存在していることも突き止めています。
そしてインドはJAXAと協力し、2023年度に「チャンドラヤーン3号」ミッションを実施します。同ミッションではインドが着陸機を、そして日本がロケットと探査車を担当します。
また、NASAは「アルテミス」計画として、2024年までに2人の宇宙飛行士を月面に立たせることを目標としています。さらに、2028年までには月面や月周辺に活動拠点を設ける予定です。
これまで、月面への軟着陸を達成したのは旧ソ連、アメリカ、中国の3カ国しかありません。どの国がこれらに続くことになるのか、注目が集まります。
Image: ISRO
■India’s Moon Mission Continues Despite Apparent Lander Crash
https://www.space.com/india-moon-mission-not-over-chandrayaan-2.html
文/塚本直樹
この記事に関連するニュース
-
ispace、ミッション2 RESILIENCEランダー、打ち上げ準備のため輸送完了。月への再挑戦!米国フロリダ州にて打ち上げの時を待つ
PR TIMES / 2024年11月28日 17時40分
-
ispace、月着陸船「RESILIENCE」'25年1月打上げへ。米フロリダ州で最終準備
マイナビニュース / 2024年11月28日 12時25分
-
日本が月面探査用に開発中のローバーはスターシップで月へ NASAが方針表明
sorae.jp / 2024年11月27日 10時37分
-
《日本人が月に降り立つ日は間近》月面探査最前線、JAXA「SLIM」とNASA「アルテミス計画」で日本の存在感が増大 インドとの共同計画や一般企業の取り組みも
NEWSポストセブン / 2024年11月23日 7時15分
-
JAXAとESA、将来の宇宙開発における大型協力に関する共同声明に署名
マイナビニュース / 2024年11月21日 17時12分
ランキング
-
1“風呂キャンセル”は冬でもNG、界隈の人々に皮膚科医が忠告、「乾燥で体臭は拡がりやすくなる」
ORICON NEWS / 2024年11月29日 11時30分
-
2健康を保つための「食べ物」や「食べ方」はありますか?...和田秀樹医師に聞く「老けない」最強の食事法
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月29日 13時20分
-
3プロ野球の観客動員が過去最多でも「球団格差」 コロナ前と比べて観客が増えた球団・減った球団
東洋経済オンライン / 2024年11月29日 9時10分
-
4ついに日本政府からゴーサイン出た! 豪州の将来軍艦プロジェクト、日本から輸出「問題ありません!」 気になる提案内容も明らかに
乗りものニュース / 2024年11月29日 6時12分
-
5ワークマンの「着る断熱材」がスゴイ! 寒さも暑さも感じない「無感覚アウター(レディース)」を着てみた
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月23日 9時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください