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NASA、水資源探す月面探査機「VIPER」を2022年に打ち上げ

sorae.jp / 2019年11月7日 8時42分

NASAは10月25日、月面探査機「VIPER」を2022年に打ち上げると発表しました。

VIPER(Volatiles Investigating Polar Exploration Rover)は月の南極付近にて、水資源(氷)に関する探査活動を実施します。なお、具体的な着陸地点は今後決定されます。

VIPERはゴルフカートほどの大きさで、1メートルほどの穴をあけるドリルと、引き上げた物質を調査する分光器が搭載されています。これにより、月の氷の分布マップを作成する予定です。

実際の月面着陸は2022年12月となり、民間の着陸船が利用されます。予定運用期間は100日が想定されています。

月で利用可能な水資源が見つけられれば、滞在する宇宙飛行士の飲料水、さらにはロケットの燃料としても利用できます。そのため、月での水資源の探査は重要度を増しています。

 

関連:月隕石から水の痕跡「モガナイト」を発見。地下に豊富な水資源か

Image: NASA
Source: Space.com
文/塚本直樹

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