有翼宇宙船ドリーム・チェイサー、2021年の打ち上げ目指す
sorae.jp / 2020年1月28日 11時12分
シエラ・ネヴァダの有翼宇宙船「ドリーム・チェイサー」の打ち上げが2021年に予定されていることが、同社代表によって伝えられています。
ドリーム・チェイサーは国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送を想定し、開発がすすめられています。また、もともとは人間の輸送も想定されていました。現時点では、2024年までにISSへの6回の物資輸送をNASAと契約しています。
今回の発表によると、ドリーム・チェイサーの製造は今年後半に完了し、2021年の初打ち上げにむけて準備を進めます。また、同宇宙船による宇宙飛行士の輸送計画も継続されているそうです。
ドリーム・チェイサーの打ち上げはユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)の次期ロケット「ヴァルカン」によって、ケネディ宇宙センターから実施されます。なお、ヴァルカンの開発が間にあわなかった場合には「アトラスV」ロケットが利用されます。また、同宇宙船は同地へと滑空して着陸する予定です。
さらに、シエラ・ネヴァダはドリーム・チェイサーに合体させる4.6メートルのカーゴモジュール「シューティング・スター」や、8.2メートルの膨張モジュール「LIFE(Large Inflatable Fabric Environment)」の開発もすすめています。
Image: シエラ・ネヴァダ
Source: Space.com
文/塚本直樹
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