ナイキ、スペースデブリではない「宇宙ゴミ」を活用した新スニーカーを発売
sorae.jp / 2020年2月10日 20時19分
ナイキは2月6日、「宇宙ゴミ」を利用した新作スニーカーコレクション「スペースヒッピー」を発表しました。
プレスリリースによると、スペースヒッピーに活用されている「宇宙ゴミ」は、宇宙を漂う実際のスペースデブリ(宇宙ゴミ)ではなく、ナイキの工場から出る廃棄物を指しています。また、シューズのエンジニア ニット部分は「宇宙ゴミの糸」とナイキが名付けた”プラスティックのボトル・Tシャツや糸くずなど含む、100%リサイクル素材”で作られています。
ナイキは、自社の廃棄物の事を「宇宙ゴミ」と呼んでいるのか明らかにしていませんが、スペースヒッピーは気象変動問題に対応する一歩とした、環境に与える負荷を考慮したプロダクトであることを公表しており、近年問題視されているスペースデブリ問題に関連付けているのかもしれません。また、素材選択、生産方法から包装材などの全ての要素が環境問題に考慮しており、ナイキ史上最低の炭素排出スコアで生産されているといいます。
スペースヒッピーは、2020年夏頃に一部のナイキ取り扱い店舗やオンラインショップで販売開始されます。
なお、ナイキのチーフ デザイン オフィサーのジョン・ホーク氏は「スペースヒッピーは、それ自体が未来からもたらされた物のようにも見えます。アバンギャルドで、とても楽観的です。スペース ヒッピーは、最小量の素材、最小量のエネルギーや炭素排出量をどうやって最大限活用して行くかを考えることです。」とコメントしています。
関連:
・アディダス、ISS米国国立研究所の協力を得た宇宙シューズ「ULTRABOOST 20」を発売
・アンブロ、JAXAの断熱技術を利用した国内初のサッカースパイクを発売
Source: NIKE
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