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小さな銀河の残骸が傘となった「アンブレラ銀河」

sorae.jp / 2020年4月5日 23時9分

【今日の天体紹介:渦巻銀河 NGC 4651】

NGC 4651として知られるこの天体は、かみのけ座の方向に位置する渦巻銀河です。1883年12月にウィリアム・ハーシェルによって発見されたNGC 4651は、全体の形状が傘を広げた様に見えることから「アンブレラ銀河」と呼ばれています。

壮大な宇宙に漂う壮大な”渦”は一見何事もなく平穏に見えますが、決してその様なことはありません。NGC 4651は周囲の小さな衛星銀河を複数飲み込むなど、活動的に進化を続けています。その過程、大きく美しい銀河へと進化するだけでなく、その残骸が傘の形状を作り上げたと考えられています。

この画像はハッブル宇宙望遠鏡の掃天観測用高性能カメラ「ACS」の複数波長を用いた合成画像で、2020年3月30日に公開されました。

傘をイメージする形状の「アンブレラ銀河」(Credit:NAOJ and R. Jay GaBany)

 

Image: ESA/Hubble & NASA, D. Leonard / 国立天文台
Source: HUBBLE / SCI-NEWS

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