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初有人打ち上げのクルー・ドラゴンは「エンデバー」と命名

sorae.jp / 2020年6月3日 10時44分

初の民間企業主導の宇宙飛行士打ち上げに利用された「クルー・ドラゴン」宇宙船が、宇宙飛行士によって「エンデバー」と命名されました。

スペースXが開発し運用するクルー・ドラゴンは、現地時間5月30日にケネディ宇宙センターから打ち上げられ、31日に国際宇宙ステーション(ISS)へとドッキング。Robert Behnken(ロバート・ベンケン)宇宙飛行士とDouglas Hurley(ダグラス・ハーリー)宇宙飛行士を無事に輸送しました。

初の有人打ち上げに利用されたクルー・ドラゴンがエンデバーと命名された理由について、2人の宇宙飛行士は「2011年に終了したスペースシャトル計画後のスペースXとNASA、そしてアメリカの努力(エンデバー)への敬意」「スペースシャトル:エンデバーに搭乗したベンケン飛行士にちなんで」が理由だと説明しています。

このように宇宙飛行士が宇宙船を命名するのは、アメリカの宇宙開発計画における伝統です。また、米ボーイングが開発をすすめる宇宙船「CST-100 Starliner」は、Williams(ウィリアムズ)飛行士によって「カリプソ」と命名されています。

 

Image: SpaceX
Source: Space.com
文/塚本直樹

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