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火星探査機「天問1号」の飛行中の自撮りを公開。分離装置からWiFi接続撮影

sorae.jp / 2020年10月1日 16時28分

天問1号(Tianwen-1)

火星へ向かって飛行中の「天問1号」(Credit: CNSA)

中国国家航天局は10月1日、中国の秋の連休「中秋節」の1日目にあわせて火星探査機「天問1号(天问一号:Tianwen-1)」の飛行画像を公開しました。

天問1号は、2020年7月23日に中昌文昌衛星発射センターから打ち上げられた中国初の火星探査機。今回公開された画像は、宇宙を旅する天問1号にとって最初の「自撮り」とも言えます。天問1号の下側にみえる赤く見える箇所は中国の国旗のデザインを特殊な方法でオーバープリントしたもの。サイズは約39センチx26センチでA3用紙よりわずかに小さく、重さは144グラム。

また、この画像の撮影は天問1号の外側に設置された装置を分離して実施されました。その撮影装置には両側に2個の広角カメラを搭載しており、毎秒1枚の画像を撮影。WiFi接続でデータを天問1号に送信し、すぐさま地球に送られました。

天問1号から分離された撮影装置(Credit: CNSA)

10月1日現在、天問1号は地球から2410万キロメートルの距離に位置し、飛行距離は1億8800万キロメートルに達しています。なお、天問1号はこれまでに「地球と月の撮影」や2度の軌道修正、ペイロードの正常確認を報告しており、飛行状態が正常であることをアピールしています。

天問1号

遠ざかる天問1号(Credit: CNSA)

 

Source: 中国国家航天局(CNSA)

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